ペットを悔い無く看取るために出来る事

ペット栄養管理士。 子供の頃から犬と一緒の生活。 犬には、ただ長生きするだけでなく”健康に天寿を全うして欲しい”との思いから、犬の食事の勉強を始めました。今では趣味の一つに。 良質な食事と同時に、運動も健康に大きく関わる事を実感してます。 飼育経験・犬の栄養学・運動に関する記事を書いていきたいと思います。

昨年夏から後輩犬がIBD(炎症性腸疾患)になってしまったのでお休みさせて頂いていました。
完治する事はなく、対症療法しか出来ない病気なのですが、症状によっては寛解状態が3年以上続けられる事もあるようです。
我家の犬は重症だったので発症から半年で旅立ちました。
家族全員悔いの無い看取りが出来ました。
悔いが無いと言っても寂しさや悲しみは大きく、一人になると泣いてしまうのですが(笑)
少しずつにはなりますが、また記事を書いていきたいと思います。

さて、ペットのほとんどは人間より寿命が短く、飼い主が看取らなければいけません。
大事な者を失った悲しみや寂しさはどうする事も出来ませんし、沢山の後悔がつきまとうものだと思います。
ペットが旅立った時にちょっとでも後悔を少なく出来るよう、元気なうちに看取り方や病気になった時の治療方針を決めておくのも一つの方法です。

inu

安心して任せられる病院を探す

簡単なようで意外と難しい事です。
評判が良いから行ってみたけど腑に落ちない・・・なんて経験をした飼い主さんも多いのではないでしょうか?
私もその一人で、後輩犬が最期までお世話になった病院に出会うまでに5件の病院に行きました。
人当たりが良い病院、飼い主の不安を打ち消すくらいの明るい先生がいる病院、血液検査等のデータだけを基に診断する先生、飼い主の話も良く聞いて診断する先生と様々でした。

元気な子なら病院に通う機会もないので、チャンスは春の狂犬病予防接種やフィラリア駆虫薬を貰いに行く時くらいです。
近隣の評判の良い病院は片っ端から行ってみる くらいの気持ちで病院探しをするのも良いと思います。
先輩犬飼いさんや友人犬飼いさんに病院の事を詳しく聞くのも良いですね。

病気になった場合どこまで治療をする?

獣医療も10年前に比べると遥かに進んでいます。
一昔前なら衰弱死していただろうと思われるケースでも、胃瘻(いろう/腹壁を切開して胃に管を通し、食べ物等を投与する)によって体力を取り戻して元気に過ごせるようになる事もあります。

栄養点滴や注射によって延命できる事もありますが、苦しみが長引くだけの場合もあります。

一分でも一秒でも長く一緒にいる、自然に任せて死を迎える、苦しそうなら安楽死をする、疼痛緩和治療をする・・・
最期の迎え方は飼い主それぞれです。

家族全員が納得して最期を迎えられるよう、治療方針を決めておくのも大事です。

うちでは、犬のQOL(生活の質)を優先しました。
激しい痛みがあるのなら安楽死も考えなければいけないと思っていましたが、かかりつけ病院が痛み外来もやっている病院だったのでモルヒネによる疼痛緩和が出来ました。
痛みが治まってからは食欲も出たようで、好きな食べ物を沢山食べる事が出来たのも悔い無く看取れた要因になってると思います。
まだまだ少ない動物の疼痛緩和治療ですが、取り入れている病院も増えています。
病気で激しい痛みを伴った時のために、疼痛緩和治療を積極的に行っている病院を探しておくのも良いと思いました。

長くなってきたので続きはまた今度。

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