ウサギの食餌まとめ(?)

ペット栄養管理士。 子供の頃から犬と一緒の生活。 犬には、ただ長生きするだけでなく”健康に天寿を全うして欲しい”との思いから、犬の食事の勉強を始めました。今では趣味の一つに。 良質な食事と同時に、運動も健康に大きく関わる事を実感してます。 飼育経験・犬の栄養学・運動に関する記事を書いていきたいと思います。

ウサギの食餌第3回。
回では、食餌が歯や胃腸の健康に大きく関わる事を話しました。

ウサギはとても保守的な動物なので慣れない物は食べない事が多々あります。
病気や加齢による食餌変更がストレスになる事も・・・。
幼少期から正しい食生活を習慣づけると共に、病気などによる食餌変更や投薬のために色々な食べ物に慣れさせるのも重要です。

個体差はあるものの、ウサギは嗜好性が高いので”市販トリーツ→野菜→ラビットフード→干草”の順に好みます。

そこらへんを踏まえ、ウサギの食餌の選び方や与える際の注意点などを書いていきたいと思います。

 

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ラビットフード(ペレット)

歯の健康でも書きましたが、ウサギの臼歯はとても弱いです。
ハードタイプは歯根に負担がかかるので、ソフトタイプを選びましょう。

繊維は20%以上の物を。最低でも16%は欲しいところです。
脂肪・たんぱく質・カルシウム(粗灰分)が異常に多い物も避けるのが良いと思います。

ウサギも他の動物同様に、成長期・維持期・妊娠授乳期など、時期によって栄養要求量は変わります。
歯や胃腸の健康を考えると、成長期は体重の2.5%・維持期は1.5%・シニア期は0.5~1.0%位の量が理想的です。

野菜(イモ類は除く)

人間にとっては繊維たっぷりの野菜。しかし、草食動物のウサギにとっては繊維が少ない食べ物です。
ウサギは葉野菜も好みますが、これも繊維が少ないんですね。
セロリなどのスジが多く繊維が多いと思われる物でも、ウサギにとっては軟弱な食べ物。歯と胃腸の健康を守るには適していません。

あくまでも嗜好品。野菜でお腹がイッパイになれば、干草の摂取量が減ります。
与える目的はコミュニケーションやご褒美とし、ごく少量にしましょう。

市販のトリーツ

炭水化物・脂肪・カルシウムが多い物がほとんどです。
できれば与えないのが良いのですが、どうしても与えたいのならごく少量に。
ご褒美やコミュニケーションのためなら野菜の方が良いと思います。

ウサギ用サプリメント

ウサギは栄養素の欠乏症になる事はほとんどありません。
ラビットフードを与えられているのなら尚更です。

必要ないだけなら良いのですが、中には過剰摂取の害があるものも・・・。
カルシウムが添加されたサプリも売られています。

病気で獣医に勧められた等の理由が無い限り、与える物ではありません。

 

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食べる様子も可愛いウサギ。
見てるとついつい色々な物を与えたくなってしまいますが、病気で苦しめる事が無いよう適切な食餌管理をしてあげるのも大切な事だと思います。

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