ペットのペットロス

ライター 愛犬の闘病、そして死別。それを機に犬に関しての様々な事を勉強中。 現在はキャバリアと柴犬と暮らしています。 グローバルな経験を活かし、海外の情報もお届けしたいと思っています。

犬や猫でもペットロスになるの?

結論としては、ペットのペットロスはあると言えるでしょう。

同居するペット同士の関係性によって違いは大きいでしょうが、仲間の死によって人間と同様「ペットロス」の症状が出る事は珍しい事ではないでしょう。
人間同様、様々な症状が出るそうですが、不眠症、異常行動、摂食障害などが多い様です。

日本では犬や猫の「メンタルヘルス」の専門家も少なく、多くの獣医さんが「時間が解決してくれるでしょう」と言う程度で、メンタルヘルスに関する診断や治療が行われる事は少ない様です。

ペットロスからうつ病などの精神疾患になるペットも少なくないと言われていますが、これもまた日本ではあまり重視して治療などが進められている分野ではない様です。

人間でさえペットロスやうつ病などが認知されてきたのはここ最近の事と言える日本では、犬や猫のメンタルヘルスに関しての認知が進むのはまだ先の事になるのではないでしょうか。

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残された同居犬や猫は大丈夫?

愛する家族であるペットの死を経験した飼い主が非常に辛い精神状態になってしまう事はよく理解できます。
でも、もし残された同居犬や猫、他のペットが居るのであれば、ご自身と同様に彼らも大丈夫か否かを注意深く見てあげてください。

ペットロスの方は亡くなった子の事ばかり考えてしまい、残された他の子たちの事まで考えられる余裕がなくなってしまう事もあるでしょう。

私もそうでした。
私の場合は火葬から数日後、残された同居犬の方が私よりよっぽど酷い精神状態になっている事に気がついたのです。

食いしん坊が代名詞の様な子がごはんもおやつも食べず、ずっとしょんぼりしていて、亡くなった子の帰りを待つ様な行動や探す様な行動を繰り返していました。
お散歩に出てもとぼとぼと力なく歩き、遠くを見つめてはもう帰って来ることのない老犬を探している様子で、何度もため息をついては座り込んでしまう程でした。
食べ物にも、おもちゃにも、人にも興味がわかず、ため息ばかり・・・。
帰りを待っているせいか、音にも敏感になり眠れない状態になっていきました。

これは大変だと、慌てて色々調べたりいくつかの病院にも行ったりもしましたが、どうにもならず困り果ててしまいました。

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治療法はあるの?

何をしても元気にならず、数週間後には心身共に衰弱がみられましたが、病院では栄養価が高い食事を勧める事くらいしかできないと言われました。

そんな時、ペットの「メンタルヘルスと治療」についての海外のテレビ番組を観たことを思い出しのです。

その番組では投薬治療はもちろんですが、アニマルセラピーに関しても紹介されていました。
また、犬や猫、その他ペットのうつ状態が続くことの危険性についても話されていました。

投薬治療は日本では難しい面が多々あり、危険性も大きい事から、アニマルセラピーをと考えましたが、犬のためのアニマルセラピーを受けられる場所を見つけ出すことはできませんでした。

正解か否かはともかくとして、新入り犬を迎えてみた。
アニマルセラピーが受けられる場所が無い事で、その代案として2つの考えが浮かびました。

1つ目は、相性が良ければ、多頭飼いされている方の家に里子として飼ってもらう。
2つ目は、相性が良さそうな犬を新入りとして迎える。

家族とも話し合った結果、2つ目を試してみる事になりました。

当初、抵抗する様子も見せていましたが、1週間もたたない間にごはんも食べられる様になり、走り回るって遊ぶなど元気な姿がみられる様になりました。
今でも、亡くなった子の名前が聞こえる度に肩を落とす様な切ない仕草はみられますが、それでも日々は新入りと2匹でじゃれ合ったりして、前の様な元気を取り戻せたと言えるでしょう。

新入り犬を迎えた事が正解だったのか、本当の答えが出るまでにはまだまだ時間がかかると思います。
ただ、一つの方法として新入りの犬や猫などのペットを迎えてみるのも、ペットのペットロスを緩和する可能性があると言えると思います。

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ちなみに海外では人間のペットロス、どうしているの?

日本では多くの場合、ペットロスと診断を受けた人に対してすぐに新しいペットを飼う事は勧める事は少ないでしょう。
しかし、イギリスなどでは治療の一環としてアニマルシェルターなどでのボランティア活動などを進める事もあると聞きます。また、そこで縁がある犬や猫などが居れば、飼う事を進められることもあるようです。
亡くなってしまった子は無二の存在である事は間違いないのですが、他の犬や猫などと触れ合い、世話をする中で癒されたりする場合があるとも言われています。

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