シニア犬、体の変化の基礎知識

中国に住んでいた経験を活かして、中国のペット事情や、ペットマーケットについて、さらには国際的なニュースなどを取り上げていきたいと思います。ゴールデンレトリバーのような優しい顔をした大型犬が大好きです!

近年、犬の平均寿命は延びてきていると言われています。その主な要因として、獣医療の進歩・ドッグフードの普及などが挙げられます。現に、10年程前に東京都とその周辺で飼育されている犬を対象にした調査でも、4年間で1.5歳平均寿命が延びているという結果が得られました。つまり、人の世界と同じように、犬の世界でも高齢化していると言えます。

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人でも全く70歳に見えない元気なおじいちゃんもいれば、「え!まだそんな歳なの!?」なんて言われちゃう人もいる様に、犬の老化も何歳から、と具体的に定義することは出来ません。寿命は一般的に小型犬の方が長いのですが、加齢に伴う変化が見られるようになるのは犬種と飼育環境、食事によって大きく左右されます。

しかし、大まかな目安として、年齢的に病気が多発する8~10歳ぐらいが、老化の始まり・・・と捉えて良いでしょう。その頃から、犬の体には様々な変化が見られます。

主な変化
・体重が減る
・動作が鈍る、動きたがらない
・名前を呼んでも反応が薄くなる
・頻尿、粗相をする
・攻撃的になる、性格が変わる

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これはほんの一部ですが、その他にも毛並みが悪くなったり目が白く濁る(白内障)などがあります。この変化が起こる原因は、ホルモン分泌の低下によるものです。ホルモン分泌の低下が、全身の機能に影響を及ぼします。聴覚・視覚・筋力の低下はもちろんのこと、脳が老化することによりCDS(知的機能不全症候群)という症状が現れ、それにより上記で示した攻撃的になるなど異常行動が見られるようになります。

おそらく飼い主さんが最初に気づく体の変化は、白内障でしょう。しかし、重症になっても瞳が白濁しない犬もいます。その他の変化も少し意識しないと気づかない症状が多いです。7歳を超えたぐらいから、普段の犬の様子を少し意識してあげましょう。犬の変化をキャッチしたら、その犬のペースに合わせてあげること。それが何より重要です。

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歩くのが遅くなったのなら、ゆっくり歩いてあげる、トイレが近くなってきたのなら、トイレのスペースを増やしたり、距離を近くしてあげる。そんな犬に対する気遣いと気配りが、家族として重要です。愛犬が長く健康に過ごせるためには、愛犬の変化に応じた適切なケアが必要ということです。

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