獣医を怖がらせないためにあなたができること

ぽちと(元Pety-ペティ)ブロガー。元動物看護師。関東の動物看護師専門学校を卒業後、東京都内の動物病院で3年半、動物看護師として勤務。現在はトリミングサロンの経営に携わりながらブロガーとして活躍中です!

ペットにとってより良い獣医を見つけるということは、ペットやその飼い主において最も重要なことのひとつですが、実際はなかなか難しいことです。
仔犬であれば頻繁に、また成犬になったとしても年に一度は通う必要がある動物病院。万が一病気になってしまった際は最初に頼るところが病院になるのです。犬にとって、定期的に訪問する動物病院はもはや人生の一部とも言えます。病院へ行くことは、旅行とは違って犬にとってもかなりのストレスとなります。飼い主がそのストレスを軽減させてあげることはできないので、獣医側がストレスをなくせるよう効果的な犬の扱いができるかどうかが非常に重要です。病院でのあらゆる経験が、犬のその場所での記憶を形作るのです。特に子犬の、心が繊細な時期に怖い病院に行ってしまうと、動物病院への不安感をこれから先も持つことになってしまいます。

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まず、飼い主と犬が信頼関係にあるかどうかが重要となります。その上で、あなたが信頼を置ける獣医を見つけることがなによりも大切です。犬は犬種によって性格があり、好き嫌いも異なるので、犬の病院訪問をストレスフリーにするために様々な工夫が必要になります。飼い主は犬に、獣医を信頼するように学ばせ、またそれを学ばせるためにも普段の躾が一貫性のあるものにすることが大切です。

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動物病院への来院を、楽しく特別な時間だと印象付けることが大切です。まずは、来院時におやつを持っていくことから始めましょう。そして動物病院に入ったときや、待合室で穏やかにしていられた時、また獣医が採血や予防接種をしたときにおやつを与えてあげましょう。(犬が嘔吐や下痢での来院の場合はおやつを与えることはできませんので注意してください。)犬が好きなおもちゃや家に居るような何か匂いのするものを持っていくことも効果的です。

また、犬の診察を穏やかで、低ストレスにするためには、院内であなたの犬と関わる全ての人が、犬に酷い扱いをしない、罰を与えない、口頭で叱りつけないということを意識をしていないといけません。つまりあなたの犬とあなたの関係だけでなく、あなたの犬と、周りのあらゆる人間や犬との関係にも気を配らなければならないのです。ストレスを与えてきそうな相手がいたときには、できるだけ遠ざかるようにしましょう。

口輪やエリザベスカラーやカーミングキャップなどの“ハンドリングツール”は、獣医が診療をするのに必要になります。これらのツールを飼い主が家庭においても食事と一緒に関連付けることによって、犬が安心できるようにしてあげることができます。在宅ハンドリングツールのトレーニングについては獣医さんなどに相談の上で始めてみましょう。

このように安心できる獣医をみつけるだけでなく、家庭においても、その環境に慣らさせるということは飼い主の重要な役目なのですね。

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